ヘッジファンドとは?

投資顧問とは?銘柄推奨もあり?契約するメリット・デメリットを解説。ヘッジファンドと比較してどちらが資産を増やせる?

投資顧問とはどのような組織なのでしょうか?

私が最初に聞いた時のイメージは、個別株投資で推奨銘柄をとにかく教えてくれるものだと思いました。

今回、投資顧問の詳細を解説した上で、ヘッジファンドと比較してみます。

 

投資顧問とは?

投資顧問は基本的にファイナンシャルアドバイザーであり、手数料を支払うことで、投資家の投資ポートフォリオのガイダンスと管理を提供します。

基本的には以下の2種類があります。

  • 投資運用
  • 投資助言

 

欧米では、投資顧問会社も運用を主体とする会社が存在し、そのような会社は投資運用会社とも呼ばれます。

投資家へ助言をメインに行なっている会社は投資助言会社とも呼ばれます。

日本では基本的に後者の投資への助言を行う会社として、投資顧問会社が存在します。

 

投資顧問会社の事業内容は2つ

投資顧問業は、(1)投資運用業(投資一任業務、ファンド運用業務)、(2)投資助言代理業(投資助言業務、代理・媒介業務)の2つで分かれています。

(1)投資運用業(投資一任業務、ファンド運用業務)

投資一任業務は、その名の通り、投資顧問会社が投資家に代わって資産運用を行うものです。結局は投資信託などファンドに出資するのと違いがありません。

上記のことから、個人投資家の資金を預かり運用代行を行う場合は金融庁の認可が必要です。当然ですね、大事な資産を預かり運用をするわけなので。

現在巷で人気なファンドラップも投資一任業務の一つです。大手のメガバンクや証券会社が大手を振って参入していますが、とんでもない世界ですね。

 

ファンド運用業務は複数の出資者を集め、その資金を元手に株式投資などを行いリターンを追い求めるスキームを組みものです。こちらも上記と同様、金融庁の認可が必要です。

 

(2)投資助言代理業(投資助言業務、代理・媒介業務)

日本で投資顧問会社といえばこちらです。投資助言、代理・媒介業務。

投資助言とはその名の通り投資家に投資の助言を実施します。銘柄推奨、売買タイミングの指示など。

個人投資家は投資助言の方の言うままに売買するということですよね。どうせ言われるがままなのであればファンドを購入する方が早いように思いますが、それでも投資顧問会社に助言を求める人はどの時代も多いと聞きます。

投資家は助言に対して投資顧問料を支払うことになります。

 

代理・媒介業務は投資家に運用会社が助言会社を紹介するものですね。つまり代理店です。

 

投資顧問会社に投資の助言をしてもらうメリット

投資顧問会社には運用をしている会社という意味も含まれますが、日本では投資助言を指すことが多いので、そちらにフォーカスをしていきます。

投資顧問会社に投資助言をしてもらうメリットは以下です。

 

  1. プロの意見に従い投資を実行できる
  2. 投資のプロの考え方が学べる
  3. 投資のプロが参考にしている情報に触れられる

 

プロの意見に従い投資を実行できる

投資顧問会社の担当者が本当にプロであれば、推奨銘柄などを参考にトレード、投資ができるので勝率が上がるのかもしれません。

投資のプロといえど、例えば株式投資などは本当に甘くありません。世界中のエリートが死に物狂いで臨んでいる戦場です。

本当に投資顧問会社の担当者が投資のプロかどうかの見極めが全てになります。

 

投資のプロの考え方が学べる

担当者が投資のプロであれば、銘柄を推奨する背景、理由などもしっかりと知りたいところです。学び、最後には自分のものにするという気概で投資顧問契約を結ばないのであれば、それはあまりメリットがないかもしれません。

もちろん顧問手数料以上に毎年コンスタントに利益を出せるのであれば最高ですが、投資顧問会社の担当者の実績をしっかり確認するようにしましょう。

 

投資のプロが参考にしている情報に触れられる

推奨した銘柄の背景の一つのどんな情報をソースにして判断を行なっているのかも確認できると良いでしょう。

ただただプロだらかと意見に従って投資をするようであれば、投資顧問料を超えるリターンが出るのであれば良いのですが、出ない場合には辛いものがあります。せめてスキルを獲得したいところです。

 

投資顧問会社に投資の助言をしてもらうデメリット

投資顧問料が基本的には高いです。

投資顧問会社も無料で知恵を授けるわけにはいきません。

料金は基本的に定額制と成功報酬顧問料の2つがあります。

 

定額の場合は月に数万円〜20万円程度、定率の場合は2%などが多いです。

成功報酬顧問料の場合は収益の30%が徴収されます。

 

投資顧問とヘッジファンドで運用するのはどちらがいい?

投資顧問会社に助言をもらいながら投資をするのと、ヘッジファンドで運用してもらうのはどちらが良いかというと、これは本当にどちらを信用するかだと思います。

基本的には過去の実績、ファンドマネジャー、投資顧問会社の担当者の経歴をしっかり確認することです。

実績は長期であればあるほど良いです。

投資で最も大切なのは、長期にわたりコンスタントに利益を出すことです。

複利効果を最大限に活かすことことこそ重要なのです。

 

例えば単年でリターンが+30%でも、その後ずっと成績が悪いのであれば、資産は増えません。

しかし、毎年コンスタントに10%という利回りを達成できれば、資産は時間とともに飛躍します。

 

複利とは100万円を元手とすると以下のようなイメージになります。

1年目は単利と同じで100万円が103万円になりますが、2年目からが単利と異なります。

単利は100万円に3%が毎年繰り返し追加されていくのに対し、複利は3%増えた金額にさらに3%が追加されますので、資産増加が加速します。

  • 2年目 → 106万900円 (103万円に+3%)
  • 3年目 → 109万2,727円(106万900円に+3%)
  • 4年目 → 112万5,508円(109万2.727円に+3%)
  • 5年目 → 115万9,274円(112万5,508円に+3%)

 

 

投資顧問会社、ヘッジファンドなど選ぶ際にも、自分で投資をする際にも、この観点を忘れないことが非常に重要です。

 

筆者はこのコンスタントに複利で資産を増やせると期待し、BMキャピタルに投資を実行しております。

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