他のファンドとの比較

営業停止命令を受けているスカイプレミアムって今後どうなる?BMキャピタルと比較しながらわかりやすく検証する。

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最近巷は賑わせているスカイプレミアムについてご存知の方は多いのではないでしょうか?

高いリターンができる注目を集めていたスカイプレミアですが、証券取引等監視委員会から営業停止の指令を受けています。また、あくまで筆者の個人的な感想ではありますが怪しいという側面も存在しています。

本日はスカイプレミアムが証券取引等監視委員会から受けている営業停止命令の理由についてお伝えした上でBMキャピタルと比較していきたいと思います。

スカイプレミアムは何故営業停止命令を受けている?

スカイプレミアムの営業停止命令として証券取引等監視委員会から以下の通り理由が明示されています。

当社らは、金商法第29条所定の登録を受けずに、国内の一般投資家に対しエージェント約500人を介して、投資セミナーを開催するなどして、当社会員のみ契約可能な取扱商品である「LION PREMIUM※」(投資一任契約に基づく投資運用に該当する海外投資商品、以下「ライオンプレミアム」という。)について取得勧誘を行い、その後も申込書等の記載方法を助言・指示するなどして、当該商品につき顧客とThink Smart Trading社(当該商品に係る運用指示を行っているとされる主体。法人格の有無、実在性及び実態不明)との間の投資一任契約の締結の媒介を行っている。

参照:証券取引等監視委員会

私募ファンドであるにも関わらず、セミナーを開催して堂々と証券会社等が行う投資仲介業を行なっていたということですね。
スカイプレミアムの図解
商品仲介を行うのであれば、先日お伝えした通りヘッジファンド証券のように第1種金融商品取引業者を登録しないといけません。

BMキャピタルのスキームに違法性はない

BMキャピタルは合同会社の持分権販売スキームで出資金を集めています。

これは私募ファンドが資金を集める上で最も一般的なスキームです。弁護士事務所の見解としても合法的であると述べられています。

合同会社の社員権を、自ら販売する場合には、金融商品取引業の登録が必要がありません。そのため、資金調達の手段として、合同会社の社員権販売が行われているのです。

参照:弁護士「中野秀俊」

そもそも、違法性の有無というところでスカイプレミアムとBMキャピタルには決定的な違いが存在しているということです。

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スカイプレミアムが提供している商品

スカイプレミアムの公式ホームページは以下となります。

スカイプレミアム

スカイプレミアムは「たった一度の人生を最高に輝かせる」をモットーにサービスを提供しています。その中の一環としてファンドを紹介しています。

このスカイプレミアムの中でも会員の過半数が利用しているのがFXで運用を行なっているライオンプレミアム(GQFC)となっています。

はい。FXというのが非常に怪しいですね。株式市場は時価総額全体が上昇していきますので、理想論としては全員が投資でリターンをだすことが可能です。

しかし、FXというのはゼロサムゲームです。勝ち続けることは難しいのです。実際に敏腕為替マネージャーであってもマイナスリターンとなる時もあるのです。

ライオンプレミアムの運用リターン

では肝心のライオンプレミアムの運用リターンを見ていきましょう。

2019年:+17.56%
2020年:+14.52%

月毎のリターンも見ましたが、月毎のリターンが常にプラスというのは非常に不可解な点ですね。ここから成功報酬で40%が徴収されますので実際は10%未満ということになります。

更に成功報酬だけでなく月額100ドルの会費が発生してしまいます。年額では1200ドルとなります。約13万円ですね。

最低預け入れ金額の100万円ベースでいうと13%というとんでもない高い手数料ということになります。リターンが丸々くわれてしまいますね。

ただ、1000万円を投資すれば手数料率は1.3%となるので多くの出資金をだすことが前提となっていますね。

疑われるポンジスキーム

スカイプレミアムのリターンには不可解な点があります。以下が過去3年のリターンの推移です。

2018年:
1月 + 1.8 %
2月 + 1.7 %
3月 + 3.4 %
4月 + 1.0 %
5月 + 2.8 %
6月 + 1.0 %
7月 + 2.4 %
8月 + 1.2 %
9月 + 2.4 %
10月 + 1.2 %
11月 + 1.3 %
12月 + 1.0 %
合計:+ 23.34 %

2019年:
1月 + 1.4 %

2月 + 1.6 %
3月 + 1.4 %
4月 + 2.1 %
5月 + 2.2 %
6月 + 0.7 %
7月 + 1.2 %
8月 + 2.1 %
9月 + 0.7 %
10月 + 0.8 %
11月 + 1.3 %
12月 + 0.8 %
合計:+ 17.56 %

2020年:
1月 + 0.8 %
2月 + 1.4 %
3月 + 2.2 %
4月 + 1.6 %
5月 + 0.7 %
6月 + 0.9 %
7月 + 1.5 %
8月 + 0.9 %
9月 + 0.4 %
10月 + 1.2 %
11月 + 1.1 %

如何でしょうか。35ヶ月連続でプラス。このようなことは、どれだけプロが運用しても起こりえません。

所謂実態は運用していないけども、新規投資家から集めた出資金を既存投資家に分配するというスキームです。

 

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実際、証券取引等監視委員会によっても以下の通り指摘しています。

当委員会の調査において、足下、①CSOB銀行にGQ社名義の口座は存在しない、②投資資金は、ライオンプレミアムとは関係のない名目で、かつGQ社とは別の複数の海外法人名義口座に送金されている、③GQ社でFX取引が行われていることの確認がとれないなど、顧客に対する説明とは異なる事実も判明しており、顧客の投資資金の運用・管理の実態が不明である。

参照:証券取引等監視委員会

本当に実際は運用がなされていない詐欺ファンドである可能性も視野にいれたほうがよいでしょう。

BMキャピタルの堅実なリターン

BMキャピタルは手数料前のリターンが8年間平均で17%となっています。信託報酬や成功報酬手数料を差し引いたとしても10%程度のリターンとなっています。これはしっかりと王道であるバリュー株投資を極限まで制度を高めて実践しているからに他なりません。

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また、過去8年間の運用期間で年度ベースでマイナスのリターンを出したことはありません。ただ、四半期ベースではマイナスを出す局面を幾度となく経験しています。

毎月のリターンについては営業員の方と面談を行えば月次ベースで見せてもらうことができるので興味のある方は聞いてみるとよいでしょう。

 

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また、BMキャピタルはしっかりと実在の企業に投資して売り抜けた運用報告書を投資家向けに発行しています。

FXを運用しているファンドは具体的な取引実績などのレポートなどはなく、ただ単に結果だけが通知されます。先ほどもお伝えした通り35ヶ月プラスリターンなど、どのようなスパーマネージャーでも実現不可能なのです。

スカイプレミアムへの投資はそもそも蜃気楼に投資している可能性があるという気持ちで臨む必要があります。

まとめ

スカイプレミアムは業務停止命令を受けています。また提供されているファンドは運用リターンが不自然であり、なおかつ実態がない可能性があると証券取引等監視委員会から指摘されています。ポンジスキームである可能性を前提に考えて既に投資している方は撤退を考えた方がよいでしょう。

一方、BMキャピタルは堅実なリターンで尚且つ実態もあり、スカイプレミアムとは全く性質の違う王道ファンドとなっています。
投資歴7年の投資家による完全ガイド

ヘッジファンドという形式ゆえ、なかなか実態が掴めないBMキャピタル。

2015年から投資を行っている筆者によるBMキャピタルの全てをお伝えしているページは以下となります。以下の点をお伝えしています。

✔︎ 会社概要
✔︎ ヘッジファンドマネージャーがどんな人か?
✔︎ どのような投資手法で運用しているのか?
✔︎ 他のファンドと比較して魅力的なのか?
✔︎ 出資するための方法や解約の条件とは?

BMキャピタルに興味があるという方は是非ご覧いただければと思います。

BMキャピタル完全ガイド